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今年は育苗が難しい

 

ブログをアップするのが遅くなりました。

前回のブログで書きましたが、福島の今年の桜は史上最速で開花しました。

そういえばまだお地蔵様の写真を撮っていなかったと気づき、配達途中に寄ってみました。

 

 

今年はお地蔵様に屋根がついて雨風をしのげるようになっていました。この翌日から春の嵐となり桜は散ってしまったので見納めになりましたね、残念。

 

また別の日に、今年は暖かいから白鳥の北帰行も早いかなと行ってみたら、残っていたのは4羽のみ。

例年より多いです。怪我でもしたのか、後日エイヤっと飛んでいくこともあるのですが、今年はどうなるか気になります。

 

 

 

4月に入ってから種まきが始まりましたが、高いのは気温だけではなく水温も高くなっています。

稲の育苗方法はたくさんあると思いますが、岩井さんによると平年の水温が5℃から8℃なのに対して、今年は11~12℃と高く温度をかけなくても自然に発芽してしまったとのこと。慌てて水から出して乾かしたそうです。

他の生産者さんからも芽出しが均一にならないとの相談が寄せられています。

 

ましてや今年は寒暖差が激しく、今日(4月20日)の最低気温は5℃、最高気温は29℃と温度調節と水管理をきちんとしないと焼ける可能性もあります。また、芽が出たばかりの苗を強い直射日光に当てると白化現象が起き最悪枯れてしまいますので、ラブシートなどの資材を使って調節してください。

苗の大きさにバラつきが出ていても仕方ありません。リフレッシュなどを使って固い苗を作るよう心掛けましょう。

今年と同様のことが令和3年産でも起きています。天気に合わせたこまめな調節をお願いします。