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コシヒカリの芽が出ました!

 

ここのところ土日というと雨が降っている感じがします。

昨夜は雨風共に強く、今日は朝は晴れ間もありましたが、山々が見えないと思ったら午後からまた風雨が強まってきました。

 

昨日岩井さんのハウスを見に行ってみたら気温も低いせいかすべて締め切っており岩井さんにも会うことはできなかったのですが、今日ハウスに行ってみたらシートが外されていて発芽を確認することができました。

 

 

お昼時だったのですが、岩井さんに会うことができたのでお話を伺いました。

発芽が確認できたのは16日、昨日はラブシートのみでおいたそうです。今日はシートをすべて外し、土が乾燥していたので散水しました。また、丈夫な苗にするため1回目のローラーをかけたそうです。まだ不完全葉もあり

1葉めを展開中です。風が強かったのでハウスは締め切っていましたが、中は蒸れて36℃近くになっていました。あと半葉展開したら徐々に水を入れていきます。

 

 

苗床に使う培土も有機質のものを使っていますので、色も薄く大丈夫なんだろうかと思う方もいるかもしれませんが、順調に発芽したようです。今年は赤苗でいくとおっしゃっていたのでこれからどう変わっていくのかまた追いかけていきます。

 

 

そして、こちらが前回お邪魔した半沢さんの苗です。

今年はコシヒカリ、天のつぶ、ミルキークイーンを作る予定なのですが、芽出しを育苗機を使ったものと使わないもの、ハウスに入れるものと入れないものといろいろな作り方をしており、それぞれどう違いが出たのか見てきました。

 

 

 

これがハウス内の芽出し機に入れないで発芽させた天のつぶです。

岩井さんより2日ほど早く種を蒔いたのですが、ずいぶんと色といい育ち方といい違うように感じませんか?

これが化学肥料の入った培土のでき方です。有機肥料は分解されて初めて吸収されますが、化学肥料は即効性があるためすぐ吸収され栄養となります。

半沢さんがいらっしゃらなかったので奥さんに話を聞いたらまもなくプールに水をいれる予定だっそうです。

 

午前中は日が照っていたので脇を開けて風を通したそうですが、ハウス内の温度は23℃ほど。

訪れた時は雨風が吹いていたので閉めたのですが、14℃にまで気温は下がっていました。

 

 

そしてこちらが芽出し機で発芽させてから出した天のつぶです。

半沢さんも驚いていましたが、芽出しをせずにハウスで育苗しているものとほとんど差がありません。

どっちが先に田植えになるもんだかと苦笑いしていました。

半沢さんは水を頻繁に替えていて浸水中に芽が出ることはなかったので、純粋に積算温度の差がなかったということです。

ハウスがそれだけ暖かく保たれていたんですね。

 

2日ほど遅れて出したコシヒカリはやはり見てもちゃんと2日分生育が遅れていました。これからどう育っていくのか楽しみです。

 

このような感じでまた育苗の様子をリポートしますのでお楽しみに!