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豊作豊漁を願って

 

今日は旧暦1月20日。恵比寿講の日です。

 

いつも鯛を頼んでいる魚屋さんに聞くと恵比寿講をやっているのはこの辺では当店だけらしい。

 

冷凍だとお手頃だし楽なのはわかるんですが、やはり今まであげていたので変えることもできずにいます。

 

「神様たちも出発するから朝お膳をあげて送り出すんだよ」と教えられ代々続くこと100年あまり。

 

二十三夜さまとかだんだんやらなくなっているものがある中で、恵比寿講を続けているのはやはり自然の恵みを

 

いただいているとの思いがあるからなのだと思います。

 

去年は出発の日なのにお酒もあげてしまい、神様たちをいい気分にさせてしまったことも。

 

旧暦でやるのを忘れて新暦でやってみたりと失敗は数知れず。

 

ですが、感謝の念を忘れたことはありません。

 

異常気象の多い昨今ですが、今年も豊作・豊漁でありますよう願わずにはいられません。