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有機認証の監査を受けるー有機栽培追っかけ日記⑯

 

さる8月1日、2日とAFAS認証センターによる有機栽培及び特別栽培の監査がありました。

今年は新型コロナウイルスの影響もあって圃場調査などをどうするかの話が出ましたが、今年新たに有機栽培に転換する方がいらっしゃることもあり例年通りに行われることになりました。

 

本監査に先駆けて、7月26日に内部監査が行われ提出書類の確認が行われました。

 

 

項目が事細かに分けられ書類のチェックや倉庫の確認をした後、現地調査に向かいます。

 

 

 

今回有機栽培の監査は転換中も含め5人、特別栽培は2名が受けました。

今回の調査の結果、有機栽培及び特別栽培の認証が取れるか会議が行われ、不備がある場合は報告書を提出し結果を待ちます。

毎年のことなのですが、今年は新たな有機栽培の圃場があるので、どう評価されるか緊張します。

 

そして、これが今現在の岩井さんの田んぼの稲の様子です。

シラサギが何羽もいたのですが、写真を撮ろうと思ったら逃げられました。

 

 

梅雨があけたこともあってやっと水が引けました。

もう早生のひとめぼれや天のつぶは穂が出始まったところがあるようですが、コシヒカリの出穂は今週末から来週にかけてとなりそうです。

暑さもやってきたことでイモチ病の心配はなくなりました。

今の稲はモミの数を自分の体にあった数に減らしていく減数分裂期です。まもなく14葉めが出て出穂します。

これからの稲は一晩に3㎝から5㎝も伸びていき、栄養も水もきらせない重要な時期になります。ただし、あまり遅い追肥は食味を落としますので注意が必要です。

 

種まきから追いかけてやっとここまできました。今年は梅雨時から各地で水害に見舞われた年になりましたが、

どうかこのまま順調に収穫の時を迎えられますよう願ってやみません。