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実験圃場もかねて大きくはないけれども家庭菜園をやっています。
その年の気候によって病害虫の被害は様々で、今年の傾向をつかむために趣味と実益をかねてキュウリやナス、トマトなど代表的な夏野菜を作っています。
今年の福島は猛暑で最初のころは野菜たちもスクスクと育っていましたが、長引く雨に病気が出始めた所が多くなりました。うどんこ病や炭素病、虫なら暑いときはアブラムシやダニが多く、今はナメクジが多い印象です。
そんな中、毎日朝晩と野菜をとってくるのですが、この長雨になってから一度も消毒をしていないと言います。
やったのはダニがたかった時にダニ剤と殺菌剤を混ぜて消毒した2回のみ。
今年はなぜそうなったのか、畑担当の会長に聞いてみました。
まず、一つ目は元肥に有機肥料とソフトシリカを使ったこと。『バイオノ有機』はアミノ酸の形で入っていてそのまま吸収されるので、病原菌のえさとなる硝酸態チッソが葉に少なく病気になりにくいのではないか。
次にソフトシリカに含まれる水溶性ケイ酸が細胞壁を強化して病原菌の侵入を防いでるのではないか。
そして、今年は『酢糖』を早くから使ったので、なおさら葉に硝酸態チッソがたまらないのではないか。
ということでした。
ならば、、、と思ってSPADで葉緑素を測ってみました。
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色の濃い所で67もあります。側枝の葉っぱで41。相当肥料を吸っています。ですが、これといった病気は見当たりません。
毎年野菜を作ってうまくいっているのかというとそうでもないので、たぶん今年は肥料や農薬のふった時期など
作物にとってバランスが取れているから病気にもならないのだと思います。
本当に病気はないのかと思って探してみたら、ひとつ見つけました!
「灰色かび病」です。朝夕冷え込んだ時に多発します。
さてさて、何がうまくいってこの状態なのか探りながら手入れしていきたいと思います。
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