今年は水不足なうえに、五月から猛暑日もあるという観測史上初だらけの天気が続き、例年ならあまり発生しない田んぼにもアオミドロがチラホラ見られるようになりました。
写真の田んぼはまだまだ少ないほうで、多い田んぼはまるで黄緑のマットレスを敷いたかのよう。。。
指導歴60年の会長ですら 「こんなになったの見たことない!」というほど田んぼ一面に広がっています。
色が悪くなってますが、すくってみるとこんな感じ。
なぜ生えると困るかというと、水面を覆うことで水温が上がらず稲の成長が遅れるため、そして稲が小さい場合稲に絡みついて溶かしてしまうため。
昨日のたたきつけるような雨でアオミドロが沈み、少し状況が良くなった田んぼもあるようですが、また暑さが続けば元に戻ってしまいます。初中期の除草剤が効かずヒエなどの発生が見られる場合、先にアオミドロ対策をすることが中期の除草剤を効かせるコツになりますので、しっかりと対策をとってください。
田んぼ一面を覆いつくすアオミドロ!(アミミドロも入ってます)
一部稲が倒されて消えているのがわかります。